めっちゃ久しぶりのブログです!
最近は仕事が暇なので戻ってきました。
気胸やらの近況に関してはまた次回書こうと思います。
最近おすすめのドラマは「いつかは賢いレジデント生活」です。

**
ドラマ「応答せよ」シリーズを作った作家が手掛ける「いつかは」シリーズ。
「いつかは」シリーズの内容はつながってないですが、同じ場所を舞台にしています。
**
tvNのドラマとしては久しぶりに高視聴率の8%越え達成。
周りでも見てる人が多かったです。
私はネットフリックスで見ました☆
内容_
ユルジェ病院にて4人の新入産婦人科レジデントたちが成長していく姿を描いたヒューマンドラマ。
先輩との関係、レジデントどうしの関係、患者との関係、そしてインターンとの関係、各々の恋愛などが出てきますが、エピソードごとに主題があるので、ぶっ続けで見るより、1話ずつ見るだけでおなかいっぱいって感じのドラマです。
個人的な感想_>1.医療大混乱を思い出す
**
このご時世にレジデント???って最初は思いました。
なぜかというと、去年は韓国で医療大混乱という事件?があったからです。
政府が医学部の学生を2000人を増やすと発表して、医学生たちが大反対。
政府としては、このままいけば将来的には医者が足りなくなるという主張でしたが、医療従事者としては突然増やすのは難しいし、医者が増えたら医療費が安くなって技術も下がる、医者になっても稼げないなどの理由で多くの学生たちがボイコットしました。
どちらの主張が妥当なのかは分かりませんが、ボイコットが起こった現場(主に大学病院)ではインターン不足で大変だったのは事実です。
実際に私の義父は去年手術することがあったのですが、近くの病院がうまく回っておらず、都心まで出向いて手術を受けないといけませんでした。知り合いの友人も、いつもなら数日入院するような症状が出たにも関わらず、家に帰されたと言ってました。
医療大乱のニュースを見ながら、医者への信頼を失った人は多かったと思います。
どんな理由であれ、現場を見捨てるんだ…という思いもあったし、医者といえば韓国では最も優秀な人材が目指す学科なのに、自分たちが得るであろう財を一番に考えてるんだな、という残念な気持ちになりました。
ドラマの話に戻りますが
上のような理由で、レジデントのドラマかぁ、と思ったわけです。今年のレジデントって去年のインターンってことだけど…去年のインターン=ボイコット、、、のイメージが強くて;;
そんな思いから入ったドラマですが、予想通り?主人公がレジデントとして働きはじめた理由は借金の返済のため。そうです、やはり現実の医者は高い志とかよりお金のため…そうですよね。資本主義社会ですもんね。
医療大混乱にて、医者というのはお金のためになるものなのか、と気づいた人が多い今だからこそ、この設定がすんなりと受け入れられ、このドラマが人気になったのかもしれません。
しかも同期で食事にいくなどは皆無で、各自が自分のスケジュールに忙しく、やることだけやったらさっさと帰るという利己主義な姿が映されており、とても共感できました(笑) そうだよね。医者だって最近の若者ならそうだよね。
ただ、エピソードが進むにつれて主人公を含むレジデント1年目の4人の姿が変わっていきます。少しずつ、私たちが考える崇高な?医者の姿へ近づいていくのです。その過程で出会う人やら事件などが、共感を呼びやすい内容(こういう人いるよね!みたいな)なので、とても楽しく見られます。
恋愛においては男主人公があまりイケメンではないのも、また共感しやすいポイントだと個人的には思いました(笑) 頭良くって顔までいい人なんてなかなかいないよね;;
個人的な感想_>2.産婦人科のこと
**
このドラマは産婦人科の話です。韓国は少子化がすごい!!ってのは有名かと思います。このままでは純韓国人はいなくなる…とかよく言われてますね。確かにうちの子もハーフですし。一般学校ですがハーフの子めっちゃ多いですよ(笑)
ただ、この流れは多少変わりつつあるのではないかと個人的には感じてます。
少子化は変わらないとは思いますよ、そんな簡単には。でも、10年前と雰囲気は変わってると思います。
10年前は、私が感じるに「こんな社会で子供を産むなんて!!DINKのほうが幸せだ!」みたいな雰囲気が強かったです。アラサーになった私の周りでは結婚してる人のほうが少なかったし、子供を早くに産んだ友人などが話にあがると、「私には考えられない!すごいよねー」みたいな反応を見せる子がちらほらいました。義母やらジェサやらの話題、嫁の辛さをピックアップしたドラマや漫画、1人暮らしの楽しさを見せるテレビ番組なども話題になりました。(ナホンジャサンダとか有名ですね)
でも最近。
最近は義母問題はそこまで多く取りざたされていないし、私の周りでも義実家からのストレスは弱まっている印象。あそこまでテレビで取り上げられたら、さすがに義母としても嫌な義母になりたくないって人が多くなるのではないでしょうか。
また、子供を産んだらお金がもらえる!アパートに当選する!というのが認知されていて、最近の妊婦はいいよね~という話題になることもしばしば。仁川市などでは子供を産んだら成人するまでに千万円の支援があるとニュースになってましたね。子供が3人だと大学はタダという話もありますし、2人いるだけでも国が運営する遊び場の入場料が無料だったりします。
最近では不妊治療の料金も国が支援してくれるそうで、会社の同僚も30代後半になって不妊治療を始めました。私の年代がアラフォーだからってのもあるかもしれませんが、10年前は「子供なんて…」って雰囲気だったのが、今では「1人は欲しい…」っていう流れに変わってきてる気がするんです。
そして、逆に日本が今は10年前の韓国っていうか; 子供育てるなんて無理ゲーってなってますよね。
経済的には日本は韓国の先をいく見本のような存在ですが、価値観的には日本は韓国の後を追ってる感じがして、ちょっと心配になります。韓国のような価値観になると生きづらくなりますから;;;ここは興味深い部分です。
ドラマに戻りますが;;
そんな流れで、この産婦人科。とてもしっくりくる内容だな、って思いました。韓国は確かに小児科は少なくなっていて、あまりもうからないイメージがあるのですが、産婦人科へ行くと他の科より人が多いと感じます。とくに不妊治療専門病院などにいくと、人でごった返しです。
このドラマでは主人公の姉が不妊治療を受けており、切実に子供を願っています。こういった姿も、今の韓国をよく表していて、共感を呼ぶ内容となっていると思いました。
なんか長くなってしまいました;ドラマの感想というよりは韓国社会の考察みたいですね;
見るドラマに迷っている人がいればお勧めのドラマ!ですよ^^
ではまた。
最近は仕事が暇なので戻ってきました。
気胸やらの近況に関してはまた次回書こうと思います。
最近おすすめのドラマは「いつかは賢いレジデント生活」です。

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ドラマ「応答せよ」シリーズを作った作家が手掛ける「いつかは」シリーズ。
「いつかは」シリーズの内容はつながってないですが、同じ場所を舞台にしています。
**
tvNのドラマとしては久しぶりに高視聴率の8%越え達成。
周りでも見てる人が多かったです。
私はネットフリックスで見ました☆
内容_
ユルジェ病院にて4人の新入産婦人科レジデントたちが成長していく姿を描いたヒューマンドラマ。
先輩との関係、レジデントどうしの関係、患者との関係、そしてインターンとの関係、各々の恋愛などが出てきますが、エピソードごとに主題があるので、ぶっ続けで見るより、1話ずつ見るだけでおなかいっぱいって感じのドラマです。
個人的な感想_>1.医療大混乱を思い出す
**
このご時世にレジデント???って最初は思いました。
なぜかというと、去年は韓国で医療大混乱という事件?があったからです。
政府が医学部の学生を2000人を増やすと発表して、医学生たちが大反対。
政府としては、このままいけば将来的には医者が足りなくなるという主張でしたが、医療従事者としては突然増やすのは難しいし、医者が増えたら医療費が安くなって技術も下がる、医者になっても稼げないなどの理由で多くの学生たちがボイコットしました。
どちらの主張が妥当なのかは分かりませんが、ボイコットが起こった現場(主に大学病院)ではインターン不足で大変だったのは事実です。
実際に私の義父は去年手術することがあったのですが、近くの病院がうまく回っておらず、都心まで出向いて手術を受けないといけませんでした。知り合いの友人も、いつもなら数日入院するような症状が出たにも関わらず、家に帰されたと言ってました。
医療大乱のニュースを見ながら、医者への信頼を失った人は多かったと思います。
どんな理由であれ、現場を見捨てるんだ…という思いもあったし、医者といえば韓国では最も優秀な人材が目指す学科なのに、自分たちが得るであろう財を一番に考えてるんだな、という残念な気持ちになりました。
ドラマの話に戻りますが
上のような理由で、レジデントのドラマかぁ、と思ったわけです。今年のレジデントって去年のインターンってことだけど…去年のインターン=ボイコット、、、のイメージが強くて;;
そんな思いから入ったドラマですが、予想通り?主人公がレジデントとして働きはじめた理由は借金の返済のため。そうです、やはり現実の医者は高い志とかよりお金のため…そうですよね。資本主義社会ですもんね。
医療大混乱にて、医者というのはお金のためになるものなのか、と気づいた人が多い今だからこそ、この設定がすんなりと受け入れられ、このドラマが人気になったのかもしれません。
しかも同期で食事にいくなどは皆無で、各自が自分のスケジュールに忙しく、やることだけやったらさっさと帰るという利己主義な姿が映されており、とても共感できました(笑) そうだよね。医者だって最近の若者ならそうだよね。
ただ、エピソードが進むにつれて主人公を含むレジデント1年目の4人の姿が変わっていきます。少しずつ、私たちが考える崇高な?医者の姿へ近づいていくのです。その過程で出会う人やら事件などが、共感を呼びやすい内容(こういう人いるよね!みたいな)なので、とても楽しく見られます。
恋愛においては男主人公があまりイケメンではないのも、また共感しやすいポイントだと個人的には思いました(笑) 頭良くって顔までいい人なんてなかなかいないよね;;
個人的な感想_>2.産婦人科のこと
**
このドラマは産婦人科の話です。韓国は少子化がすごい!!ってのは有名かと思います。このままでは純韓国人はいなくなる…とかよく言われてますね。確かにうちの子もハーフですし。一般学校ですがハーフの子めっちゃ多いですよ(笑)
ただ、この流れは多少変わりつつあるのではないかと個人的には感じてます。
少子化は変わらないとは思いますよ、そんな簡単には。でも、10年前と雰囲気は変わってると思います。
10年前は、私が感じるに「こんな社会で子供を産むなんて!!DINKのほうが幸せだ!」みたいな雰囲気が強かったです。アラサーになった私の周りでは結婚してる人のほうが少なかったし、子供を早くに産んだ友人などが話にあがると、「私には考えられない!すごいよねー」みたいな反応を見せる子がちらほらいました。義母やらジェサやらの話題、嫁の辛さをピックアップしたドラマや漫画、1人暮らしの楽しさを見せるテレビ番組なども話題になりました。(ナホンジャサンダとか有名ですね)
でも最近。
最近は義母問題はそこまで多く取りざたされていないし、私の周りでも義実家からのストレスは弱まっている印象。あそこまでテレビで取り上げられたら、さすがに義母としても嫌な義母になりたくないって人が多くなるのではないでしょうか。
また、子供を産んだらお金がもらえる!アパートに当選する!というのが認知されていて、最近の妊婦はいいよね~という話題になることもしばしば。仁川市などでは子供を産んだら成人するまでに千万円の支援があるとニュースになってましたね。子供が3人だと大学はタダという話もありますし、2人いるだけでも国が運営する遊び場の入場料が無料だったりします。
最近では不妊治療の料金も国が支援してくれるそうで、会社の同僚も30代後半になって不妊治療を始めました。私の年代がアラフォーだからってのもあるかもしれませんが、10年前は「子供なんて…」って雰囲気だったのが、今では「1人は欲しい…」っていう流れに変わってきてる気がするんです。
そして、逆に日本が今は10年前の韓国っていうか; 子供育てるなんて無理ゲーってなってますよね。
経済的には日本は韓国の先をいく見本のような存在ですが、価値観的には日本は韓国の後を追ってる感じがして、ちょっと心配になります。韓国のような価値観になると生きづらくなりますから;;;ここは興味深い部分です。
ドラマに戻りますが;;
そんな流れで、この産婦人科。とてもしっくりくる内容だな、って思いました。韓国は確かに小児科は少なくなっていて、あまりもうからないイメージがあるのですが、産婦人科へ行くと他の科より人が多いと感じます。とくに不妊治療専門病院などにいくと、人でごった返しです。
このドラマでは主人公の姉が不妊治療を受けており、切実に子供を願っています。こういった姿も、今の韓国をよく表していて、共感を呼ぶ内容となっていると思いました。
なんか長くなってしまいました;ドラマの感想というよりは韓国社会の考察みたいですね;
見るドラマに迷っている人がいればお勧めのドラマ!ですよ^^
ではまた。
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